サーフィン初心者の練習する場所と練習方法
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今回はサーフィン初心者の練習する場所について書きたいと思います。
実際は「何を練習するか」テーマによって場所も変わるのですが、ボードの上に立ち上がる動作(テイクオフ)であれば、おすすめは湘南のように遠浅な地形で、夏は海水浴場になっているような場所です。
特に初心者の場合は、スープと呼ばれる崩れた白波での練習になりますので遠浅な地形のほうが波の崩れる場所(ブレイク)を見極めやすく、練習しやすいでしょう。
そして、ここからがサーフィン歴15年、山本先輩からサーフィン初心者の方に向けたアドバイス。
よーく聞いてください。
本当に上手くなりたい方は、サーフィンを初めてすぐにテイクオフを繰り返すという練習に入る必要は全くありません。
1日も早くボードの上に立ち上がりたいという気持ちは分かりますが、ボードに立てたからと言っても、まだまだサーフィンというスポーツのスタートラインに立ったかどうかというのが正直なところです。
まだまだそこから、サーフィンの上達には様々な壁が待ち受けています。
その壁を打ち破るのに必要なのが「パドリング」をものにすること。
パドリング力の強化です。これが実は上達への近道なんです。
だからこそ、立ちたい気持ちを抑えてまずはボード上でのパドリング。
風の影響でざわつく海面でも、ボード上で安定してパドリングができるようにする。
それと同時にパドル力を上げるため、とにかく海ではパドリングのトレーニングだと思って練習してください。
せっかく海に行ったのに、波に浮かんでいるだけの時間は勿体無いと思ってください。
楽しくない、むしろ辛い練習かもしれませんが、とにかく自分のボードに慣れて、安定したパドリング動作を徹底的に覚えてもらいたいのです。
どうしたら安定して、スピードの出るパドリングができるのかをしっかりと理解して身につけておくことで、上達に向けて遠回りすることを防げます。
僕は正直この部分を厳かにしており、10年以上も遠回りしてしまったと感じるほどです。どこか気づいてはいたけど、見て見ぬ振りをしていたんですよね。
世間では疲れないパドリング理論なんてものもありますが、僕からすると腕に水の抵抗をしっかり感じながら漕ぐからこそ早く進むんです。
競泳の世界では、「速い泳ぎは、つらい泳ぎ」という言葉もあり、まさにこれだと思います。
厳しいですが、楽して上手くなる方法はないんです。。
それがサーフィンだと思います。
◼︎空いているところに行け
最初はとにかく周りの人との接触などを避けるため、人がいるということ自体が気になることでしょう。
サーフィン初心者にはとにかく空いている場所で練習することをおすすめします。
混雑した場所を避けることは勿論ですが、多くの人が来る時間帯をずらすなどして空いている時間を狙ってみてください。
初心者におすすめの時間帯は、夏であれば月明りを感じるくらいの状況から砂浜で体操しながら準備を開始して、うっすら波が見え始めたら海に入り、日の出とともにサーフィンをする(4時から海に入るイメージ)。
かなりのストイックさが要求される時間帯ですが、上手くなりたいならこの正味1時間くらいの間が勝負どころです。
夏の湘南は、波のある日だと朝5時は既に混雑してきます(笑)
早起きするという気合も必要になりますので、自分の上達したいという「本気度」が試されます。
◼︎おすすめは「冬」
「冬」はサーフィンをしないなんて思っている人もいますが、真のサーファーは一年中サーフィンしていますし、一年中できるのがサーフィンというスポーツです。
冬こそ、夏よりも人が減り練習にはもってこいの時期なんです。
一冬頑張るだけでも十分上手くなったことを実感できますから、冬こそサーフィンの練習にふさわしい季節です。
また、冬用ウエットスーツを着てみることで、日本のウエットスーツ性能が非常に高いことも良くわかると思います。
(冬のサーフィンに関する記事はこちら)
◼︎「平日」のサーフィン
土日に比べるとやはり人も少なく、初心者の練習には最適です。
平日の千葉のポイントによっては、運が良いと今日は貸し切り!なんてことも決して珍しくありません。
初心者の頃はとにかく周りのサーファーが気になるものです。
空いてる場所を探しましょう!
僕からサーフィン初心者の皆さんに伝えたい大事なことは、初心者に向いている場所にこだわるよりも、とにかく空いている場所で、パドリングだけでも練習した方が間違いないということです☆
(山本先輩の初心者の為のサーフィンスクール情報はこちらから)