サーファーに必要なメンタル(人間の壁編)
こんにちは!山本先輩です。
今日はサーファーに必要なメンタル【人間の壁】についてです。
まわりで同じように海に入っているサーファーのことです。
なぜ壁に感じてしまうのか?書いていきます。
①実力社会
サーフィンで良く言われることですが、海の中では完全に実力社会です。
年齢も性別も関係ありません。
初心者は常に一番分が悪いのです。
サーフィンのルールでも書きましたが、そのルールを守っていると自分より上手いサーファー達にどんどん波に乗られてしまい、自分は海の中で浮かんいるだけになったりします。
また練習できないのです。
さらに、ルールを破って前乗りなどしてしまうと「おい、お前!海から出て行け!」などと罵声を浴びせてくる方、舌打ちして睨みつけてくるキッズ、確かにルールを破った自分が一番悪いのですが、そんな目に遭うと萎縮してしまい波に乗れなくなります。
だからこそ、初心者はとにかく空いている時間帯や、波は悪くても空いているところで練習する必要があります。
②クラッシュ
サーフィン中に、他のサーファーと接触することです。
接触すると繊細なサーフボードは必ずどこか破損します。
どちらかのルール違反などで相手とぶつかった場合には、海から上がってボードの修理ついて相手と相談することになるでしょう。
サーフィン中のクラッシュで警察に立ち会ってもらう訳にもいかないので「完全示談」というのが現状です。
傷の大きさなどを写真に撮らせてもらうなど確認しておき、修理に出した場合の相場を自分でもサーフショップなどで確認し、現実的な修理代金をあとから支払うなど交渉すると良いでしょう。
「新しいボードだから新品を買って返せ」など、あまりにも異常な要求をされた場合には絶対に受け入れてはいけません。
(脅迫など受けた場合にはすぐに警察を呼びましょう!)
初心者のうちは自分が悪いと思ってしまい、受け入れてしまいがちです。
これはサーフィンしていて一番へこむ経験です。
僕もいまのところ14年で3回程記憶にありますが、本当に気持ちの良いものはありませんでした。
自分がやられた側なら、「許す」この精神を持ちたいところですね。
③初心者に優しくない一部のローカルサーファー
ローカルと呼ばれ、地元に住み、そのポイントを愛しているサーファーの方達がいます。普段から地元の海で清掃活動などもしている方々ですので勿論リスペクトすべき存在です。
同じポイントに何度も入っていると、ローカルサーファーであろう人たちのコミュニティに海の中で気づくことでしょう。
ただローカルとはどこまでがローカルなのか、線引きも未だに良く分からないのですが、そういった方々は普段から顔見知りで海の中でも挨拶をかわしていたり、そのような雰囲気を感じるので、何となくわかると思います。
僕の経験上、そのような方達の一部には、よそ者を排除しようという考えの方がいます。
そういった考えの方達が仲間内ではいっている場所の近くで波に乗ろうとすると、平気で前乗りされたり、妨害行為を受けたことが複数回ありました。
(こういう場合には相手にせず、すぐ移動しましょう)
極一部の人だとは思いますが、よそ者を受け付けないという考えの方がいることが、日本のサーフィンがメジャースポーツにならない原因の一部でもあるとサーフィンしていて感じていますが、こういった現実も受け入れてサーフィンしていくことになります。
以上が、【人間の壁】です。
ちょっと怖くなってしまいましたか?
でも大丈夫です。
土日でも空いているポイントでサーフィンすることはできますし、自分のレベルに合わせたポイントに入っていればこの壁は極力避けて通ることができます。
この壁でサーフィンをやらないなんて勿体ないですから、ぜひチャレンジしてください!