速いパドリングとは?
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は僕がサーフィンを始めた18年前から知っていたら本当に遠回りしないで良かったのに!と感じる「サーフィンの基礎」について書きたいと思います。
僕も色々試してきましたが、まだまだサーフィンの技術に関する理論って確率されていないと思います。
ただ海に行きサーフィンしているだけだと、僕のように何年も同じレベルで止まってしまうことになります。僕以外にも長年上達していないサーファーは山ほどいると思います。
上達のためには、いつ自分に合うサーフィン上達方法(理論)に出会うかどうかがすごく大事だと思います。
そんな今日は
「パドリング」について書きます。
僕のブログではその重要性について幾度となく書いているパドリング。
本やインターネット上でも本当に色々な情報があります。
人から教わっても、人それぞれ教え方が違うなんてことがよくあります。
まずは自分がどれを信じるかしかないので、その方法(理論)を信じたら練習で実践してみる。
ここで大事なのは、ただやり続けるのではなく上手い人と何が違うのか?
上手い人はどんなことを意識しながらをパドリングしているのか?
それを理解した上でやることです。
僕のスクールで伝えているパドリングの方法はと云うと、
ボードに寝そべって胸を反りすぎないこと!(⇦ここ大事!)
ボードから顎まで拳2個分くらい顔をあげる程度の反りで十分です。
「体の背面側」をガチガチに力ませながらパドルすると首の付け根や肩、背中までもがパンパンになり、かなーり疲れます。
サーフィンした後に肩に何か取り憑かれたような重さを感じる方、そのパドルは間違っていると思った方がいいです。
背中もお尻も、太もも、ふくらはぎまでだらーんとしてボードに乗りリラックス。
常にリラックスしながらすいすいとパドリングすることが理想です。
手の指は軽く閉じます。
そして、手のひらから前腕部の肘あたりまでを使い「面で水を捉えるイメージ」で水の抵抗を腕に感じながら、ボードの横をお尻の方まで水を押し込むようにテンポ良くゆっくりで良いのでしっかり漕いでください。
(さらに言うと、ワニが歩くようなイメージで肘を曲げて水を掻く、または腕がパドルボードのパドルになっているイメージで面で水を押し出す)
文章では非常にイメージすることが難しいですが、ただ腕だけを回すという意識ではなく肩甲骨から腕が繋がっているイメージで腕を回してください。
インナーマッスルを使いながら漕ぐということが大事です。
慣れてリラックスして漕げるようになると明らかにスピードは早いし、波に乗る本数も増えます。そして疲れにくい。
S字に漕ぐとか、疲れないパドリングとか、色々な方法が言われていますが、僕のサーフィンスクールでは基本的にこの方法です。
この漕ぎ方でしっかりとパドルすると、20mのタイム測定で3秒短縮。
距離にして6mも速く漕げるようになりました。
誰であろうとやれば必ず速くなりますから、パドリングは疲れるからあまりやりたくないという風にならず、海に行ったらパドルトレーニングを取り入れるなど、パドル力アップを図ってください。
プロサーファーの方がリラックスした状態でテイクオフできるのは「パドルスピードが早いから」に他なりません。
動画などでCTサーファーの体つきを見たことがあるでしょうか?
背中の筋肉、腕の太さ、楽なパドリングでサーフィンしようという人の身体には到底思えないですよね。
実際プロでもパドリング力を鍛えるためのトレーニングは行っています。
最後にあのイチロー選手の言葉。
誰もいけないとんでもないところまで行く方法は、
「誰でもやれることを、誰もやらないくらいやること」と言っています。
この言葉にサーフィンにおける大事なことも集約されいると思います。
パドリング練習、頑張りましょう☆
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