ソウルサーファーから諦めないことの大切さを学ぶ
こんにちは!サーフィンであなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
実話を基にした映画『ソウルサーファー』をあなたは知っていますか?
2012年の公開当時、もちろん僕は映画館へ見に行きました。
映画の主人公は、べサニー・ハミルトンというハワイ州カウアイ島出身の女性です。
彼女は子供の頃からハワイのサーフィンコンテストで優勝するなど、輝かしい功績を持ち、有名サーフブランドがスポンサーに付くほど将来を有望視される存在でした。
ところが13歳の時、そんな彼女に悲劇は訪れます。
地元カウアイ島の海岸でサーフィン中にサメに襲われ、生死を彷徨うことになったのです。
左腕の肩から下を食いちぎられた彼女はこの時、全身の血液の半分以上を失ってしまいました。
(人は動脈性出血で全血液量の1/3以上を失った時に生命の危険にさらされ、1/2以上失われた時には心停止に至るとされます)
しかし、彼女がソウルサーファーとまで言われるようになった、復活劇はここから始まります。
なんと生死を彷徨う状態から蘇っただけでなく、1ヶ月も経たないうちに海でのサーフィンにカムバックしたのです。
彼女は当時まだ13歳ですよ!
スポンサーが付いていたとはいえ、まだまだ仕事という感覚はない年齢だと思います。
その時の彼女の海へと向かう気持ちは、当時のコメントとして残っています。
「今では、水着すら1人では着られない。でも、一番の恐怖はサーフィンとの別れだった」
サーフィンが好きで仕方がない。
一番はその思いだったのでしょう。
本当に好きなもの、自分のやりたいことが見つかると人間はこんな力を持つことができるんですね。
普通の人が始めても簡単ではないサーフィンを、片腕となっても諦めない。
できない理由ではなく、失敗を繰り返しながら「できる方法」を探していると人間は信じられない力を発揮することができるんですね。
片腕だけのパドリングは上手く前に進まないため。足も使うことを考えたり、ボードの中央には掴むためのロープを取り付けたり、片腕でも元通りのサーフィンがどうやったらできるようになるのか。
今の彼女のサーフィンには、そんな技術がたくさん詰まっています。
現在の彼女は上の写真のように、キレッキレの技を繰り出し、障害者の大会でもなく世界のトッププロのみしか出ることのできない大会でも堂々と渡り合い、上位入賞を果たすほどの世界的プロサーファーです。
おまけに現在は1歳の子のママでもあるんですよ!
現役プロサーファーであり、ママでもある。本当に凄すぎます。。
同じ人間として尊敬せずにはいられません。
そして最後にもうひとつ、彼女のコメントをご紹介しますね。
「人生はサーフィンに似ている。波に飲み込まれても、また次の波に乗ればいい」
「同じ波は二度と来ない」と言われるサーフィンですが、同じでなくても波はまた必ず来るんです。
良い波の時も、悪い波の時もあります。
良い波だけに乗り続けるなんてできないし、悪い波にも必ず当たります。
悪い波からも逃げずに練習しているサーファーは、悪い波でも上手く乗れるようになっていきます。
彼女が言うように、僕もサーフィンは人生に似ていると思います。
チャレンジし続ける限り次のチャンスは来るし、自分が諦めた時こそが本当の終わり。
欲張りな僕はサーフィンもプロ並み上手くなりたいと思っているし、会社に頼らず生きる力も手に入れて、子供たちのためにチャレンジが賞賛される社会を作っていきたい。
アラフォーと呼ばれても諦めてなんかいません。
この先もチャレンジあるのみです。
僕の人生はこの先何が起こるのか?自分自身楽しみで仕方ありません!