これやったら上手くなる!サーフィン上達の秘訣
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は「自分のサーフィンを客観的に見る機会をつくる」
について書きたいと思います。
自分のサーフィンを客観的に見る上で一番簡単な方法は、人に頼んで自分のサーフィンをビデオ撮影してもらい、その画像をチェックすることです。
ビデオがなければスマホの動画で撮影してもらっても良いでしょう。
やってみると分かりますが、ライディング中のフォームや動きなど自分のイメージと比べてみることでかなりの差があることに気づくことでしょう。
僕も自分の姿を見たとき、身体も膝も伸びきっていて、自分のイメージとあまりに違い凹みました。。
仲間と一緒にサーフィン出来る環境があるなら、ぜひ自分のライディングをチェックしてもらいフィードバックをもらいましょう。
自分の意識しているポイント、見てもらいたいことを伝えた上で見てもらうと良いでしょう。
プロサーファーの動画などを見ておりサーフィンの上手い下手がわかれば、実際はまだ上手くない方でも客観的なフィードバックはできます。
プロの方もビデオ撮影によるチェックはしていますし、世界的なCTサーファー達はさらにコーチをつけてアドバイスをもらい客観的にサーフィンがどう見えるかにも拘り練習しています。
自分の「サーフィンを記録」することができると、間違いなく上手くなります。
記録することの大切さって、分かっていてもほとんどの人ができないんです。
早く人より上手くなりたい。良い波に沢山乗りたい。
と思う人はぜひ記録するということもやってみてください。
1ヶ月、3ヶ月、半年、1年。
記録を続けることができれば、きっと驚く結果が待っています☆
(山本先輩が行う初心者のためのサーフィンスクール情報はこちらから)
速いパドリングとは?
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は僕がサーフィンを始めた18年前から知っていたら本当に遠回りしないで良かったのに!と感じる「サーフィンの基礎」について書きたいと思います。
僕も色々試してきましたが、まだまだサーフィンの技術に関する理論って確率されていないと思います。
ただ海に行きサーフィンしているだけだと、僕のように何年も同じレベルで止まってしまうことになります。僕以外にも長年上達していないサーファーは山ほどいると思います。
上達のためには、いつ自分に合うサーフィン上達方法(理論)に出会うかどうかがすごく大事だと思います。
そんな今日は
「パドリング」について書きます。
僕のブログではその重要性について幾度となく書いているパドリング。
本やインターネット上でも本当に色々な情報があります。
人から教わっても、人それぞれ教え方が違うなんてことがよくあります。
まずは自分がどれを信じるかしかないので、その方法(理論)を信じたら練習で実践してみる。
ここで大事なのは、ただやり続けるのではなく上手い人と何が違うのか?
上手い人はどんなことを意識しながらをパドリングしているのか?
それを理解した上でやることです。
僕のスクールで伝えているパドリングの方法はと云うと、
ボードに寝そべって胸を反りすぎないこと!(⇦ここ大事!)
ボードから顎まで拳2個分くらい顔をあげる程度の反りで十分です。
「体の背面側」をガチガチに力ませながらパドルすると首の付け根や肩、背中までもがパンパンになり、かなーり疲れます。
サーフィンした後に肩に何か取り憑かれたような重さを感じる方、そのパドルは間違っていると思った方がいいです。
背中もお尻も、太もも、ふくらはぎまでだらーんとしてボードに乗りリラックス。
常にリラックスしながらすいすいとパドリングすることが理想です。
手の指は軽く閉じます。
そして、手のひらから前腕部の肘あたりまでを使い「面で水を捉えるイメージ」で水の抵抗を腕に感じながら、ボードの横をお尻の方まで水を押し込むようにテンポ良くゆっくりで良いのでしっかり漕いでください。
(さらに言うと、ワニが歩くようなイメージで肘を曲げて水を掻く、または腕がパドルボードのパドルになっているイメージで面で水を押し出す)
文章では非常にイメージすることが難しいですが、ただ腕だけを回すという意識ではなく肩甲骨から腕が繋がっているイメージで腕を回してください。
インナーマッスルを使いながら漕ぐということが大事です。
慣れてリラックスして漕げるようになると明らかにスピードは早いし、波に乗る本数も増えます。そして疲れにくい。
S字に漕ぐとか、疲れないパドリングとか、色々な方法が言われていますが、僕のサーフィンスクールでは基本的にこの方法です。
この漕ぎ方でしっかりとパドルすると、20mのタイム測定で3秒短縮。
距離にして6mも速く漕げるようになりました。
誰であろうとやれば必ず速くなりますから、パドリングは疲れるからあまりやりたくないという風にならず、海に行ったらパドルトレーニングを取り入れるなど、パドル力アップを図ってください。
プロサーファーの方がリラックスした状態でテイクオフできるのは「パドルスピードが早いから」に他なりません。
動画などでCTサーファーの体つきを見たことがあるでしょうか?
背中の筋肉、腕の太さ、楽なパドリングでサーフィンしようという人の身体には到底思えないですよね。
実際プロでもパドリング力を鍛えるためのトレーニングは行っています。
最後にあのイチロー選手の言葉。
誰もいけないとんでもないところまで行く方法は、
「誰でもやれることを、誰もやらないくらいやること」と言っています。
この言葉にサーフィンにおける大事なことも集約されいると思います。
パドリング練習、頑張りましょう☆
(山本先輩が行う初心者のためのサーフィンスクール情報はこちらから)
山本先輩のおすすめ動画はこちらです
上手い人はなぜ簡単に波に乗っていくのか?(特に初心者は「テイクオフが早い」という表現のボード選びに注意して欲しい)
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です。
今日は先日いただいた、以下のような質問に僕の経験からお答えしたいと思います。
【質問】
パワーのない小波でもテイクオフできる人がいますが、どうやったらできるのでしょうか?コツはなんでしょうか?できる人を見るたびにできなくて悔しくなります。
【僕の経験からの答え】
結論から書きます。
それは「乗れる波を見極める目」と圧倒的に「パドル力」が違うからです。
勿論テイクオフの技術にも違いはありますが、それよりも乗れる波を見つけてからの動きだしです。
そのような人と同じ波を追っても、ボードに立ち上がる前に既に勝負はついていると思ってください。
テイクオフの動作に入るまでに十分な加速ができているから、上手い人は楽にすぅ〜っと波に乗っていくことができるんです。
上手い人のテイクオフってすごくリラックスしていますよね。
また、テイクオフするポジションが分かっていれば、「波の力でテイクオフできるのでパドル力は必要ない」という理論は初心者がすぐにできることではなく、乗れる波を見極める目を持ったサーフィン中・上級者の理論です。
経験があるからこそのテイクオフ技術ですから、初心者のうちにそのような波を選ぶ目と、テイクオフ動作の技術を習得することはほぼ不可能だと思ってください。
波を見極めるにはそれなりに経験が必要ですから、まずはしっかりとパドリング力で波を掴まえることができようになるのが、レベルアップの第一歩です。
僕は波がとろくて、パワーの無い波の日が多い湘南でサーフィンを始めましたから波に置いていかれることが本当に多かったです。
そんな時、質問者の方のように上手い人は同じ波にも関わらず何であんなに楽に波を掴まえて乗っていくのだろうと思っていました。
正直、パドル力も違うのかな?とは思っていましたがどちらかというと自分の波選びが悪いとか、テイクオフのポジションが悪いとか、そこにばかり意識がいっていました。
パドリング力が圧倒的に違うだなんて全く思っていませんでした。
いや、何となく分かってはいたけど、パドルだけの練習をするのが嫌で目を背けていたのかも知れません。
しかし、サーフィンを始めて15年経ったいま、やっと分かったんです。
上手い人やプロサーファーは週末サーファーのように週一回だけのサーフィンではなく、波の良い時間などを狙って毎日入っていることでしょう。
だからこそパドル力が圧倒的に違う。
その上プロサーファーはパドリング力を鍛えるトレーニングなんかもをちゃんとやっているんですよね。
パドリング力を鍛えるだけの練習は、はっきり言って海の上でランニングする感覚に近いです。
例えば僕は10分間とにかくパドルし続けるトレーニングなどを波の無い日はやっています。
楽しいかと言われればつまらない。。
そして辛い。。。
でもパドルトレーニングの効果は割とすぐに実感できるのでやっています。
海に入っていても、波待ちしている時間が長い日ってありますよね。
浮かんでいるだけの時間は勿体無いです。
そんな時もちょこちょこパドルして、とにかく波を追うことです。
なかなかセットが来なければインサイドの波に戻って小さめの波に乗ってみたり、右に行ったり、左に行ったり、できるだけ動き回るようにしましょう。
そうやっていくと、どんどんパドルが早くなっていきますから。
周りのサーファーが波待ちしていても波が来なければあなたはパドリングしてください。
海に入っている時間の大半の時間を浮いているだけというのは実に勿体ないです。
(週末しか海にいけない僕のようなサーファーは特にそう思います)
上手くなりたければ誰よりもパドルしてください!
それから、初心者の頃によくある勘違いで「テイクオフが早い」という表現のボードを選べば自分でも沢山波に乗れるはず!と思ってしまうことがよくあります。
これも本当に注意してください。
まさに僕が初心者の頃にそう思っていたことでもありますし、非常に勘違いしやすいです。
ショートボードとロングボードくらい浮力が違うならまだしも、同じショートボードで今乗っているボードよりも厚みがあってテイクオフが早そうだなと感じるボードというのは十分なパドリング力があるからこそ、そのように乗ることができるボードなんです。
具体的にいうと5.10の普通のショートボードから「アルメリック」のPod 5’8という厚みのあるモデルに乗り換えたんですが、浮力が大きくなった分、ドルフィンスルーで板を沈めることが大変になったと感じたくらいで1ラウンドで波に乗る本数も対して変わらなければ、サーフィンが劇的に上達するなんてこともありませんでした。。。
プロの中には自分の体重に適正と言われるボードの浮力より、わざと浮力を落としたボードに好んで乗る方もいます。
これも十分なパドル力があるからこそ行き着く境地だったりします。
15年も経った今だから思うサーフィン上達への近道は、基礎であるパドリング力を普段から高める練習をしておくことです。
これはテイクオフの練習をしている初心者の頃からでもできることですし、技術は必要ありません。
いざ波に乗り、テイクオフ動作に入る時にはリラックスした状態で波に乗れるように、パドリング力アップのための練習を行いましょう。
サーフィンの上達に向けて、皆さんが僕のような遠回りをしないように願っています☆
(無料レッスン受付中!山本先輩がやっている初心者の為のサーフィンスクール情報はこちらから)
レッスン料金は最初の1時間、2千円
その後、1時間毎に1000円です
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オンショアの波に入ろう!
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は先日頂いた質問、
オンショアがビュービュー吹いて「バシャバシャした海」での練習はどんな練習があるのか、という質問にお答えするブログです。
オンショアの波といえば、南風がオンショアとなる夏の湘南などにはありがちなコンディションです。
オンショアの強さにもよりますが、通常ならウネリとなって届くはずの波も風に潰され、砂浜に近い(インサイド)ところでどんどん崩れてきます。
これを風波とも言いますが、風波ではこのようにどんどん崩れて「波数の多さ」となり、初心者の頃は沖に出ようとしてもこの波にみんな必ず心をへし折られます。
一度この波にやられると初心者の頃は特に、入りたくなくなる。。それがオンショア!
まさに悲劇の波ですよね。。(砂浜でも砂嵐の目に遭うし。。)
このような日は正直、気合いが必要です。 。
プロだって、誰だって辛い波です。
そう、辛いのはあなただけじゃないから心配ない。
オンショアの注意点としては、風により潮の流れなども発生するので練習に夢中になって、いつの間にか入った場所から大きく流されてしまうことです。
流されることに注意を払いながら、初心者の方にチャレンジしてほしい練習方法は、
①インサイドで崩れる波のスープを利用したテイクオフ練習。
波数が多いのでボードにまたがり、ゆっくりと波待ちという訳にはいきません。
インサイドの腰から腹くらいまで水に浸かる場所で、乗れそうな波を見極め、タイミングを図り、ボード上に腹ばいで飛び乗るようにして波に乗る必要があります。(これも練習ですね!)
こうして波に乗れたならテイクオフ動作に入り、ボードの上に立ち上がりましょう。
②アウト(沖)に出る練習(パドリング力の強化)
インサイドで崩れる波に押し戻される難関に立ちむかう、まさに気合い入れないとできない練習です。
サーフィンがストイックなスポーツだということを思い知らされる瞬間がこれですね。
10分以上、パドリングしっぱなしの覚悟を持って挑んでください。
ドルフィンスルーはできますか??(普段穏やかな波で練習しておきましょう)
これはドルフィンスルーの技術が試される時でもあります。
パドルしてはドルフィンスルー、海面に上がったらまたすぐに漕ぎ出す。
これを繰り返すことになります。
あなたの目に入る海水を手で拭っている暇すらない!と思ってください。
目を閉じたままでもとにかく漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ!
必ず波が穏やかになる瞬間はきますから、そこでいかに先に進めるかです!
この瞬間を逃さず、「ヌォぉ〜!!」と叫びたくなるくらい漕いでください。
(僕も今まで何度も叫んできました)
※ポイントによっては潮の流れを使って比較的簡単に沖に出る潮の流れ(カレント)がある場合もあります。これは波を見る目がないと最初は分かりづらいですから、他のサーファーが沖に出て行くルートを見たりして学びましょう。
③沖に出たなら別世界が待っている。
そこでは波を見極める練習。
野球でいうストライクとボールを見極める選球眼ならぬ、乗れる波を選ぶ「選波眼」を鍛えるにはもってこいです。
オンショア(風波)は波の予測が難しく、目の前に突然ポコン!っとブレイクする波が出てきたり、乗れるかと思えば波が厚くなってしまい波が消えてしまったり。。。
テイクオフ後も波が読みづらい状況ではありますが、掘れた波、厚い波が現れるので色々な技の練習ができる波です。
こんな日の海はいつもなら激混みの鵠沼であっても僕の経験上、間違いなく空いています。
なので人を気にせず色々と練習できる日です。
とにかくテイクオフをするだけでもいいし、 掘れたセクションでリッピングする!
厚くなりそうならカットバック!など割り切って練習するのが良いでしょう。
オンショア波でも入れるようになれば、あなたはもう立派なサーファーと言えるでしょう!
悪い波でも海に入る大切さ
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は自分の好きな波(良い波)だけでなく、色々な波に入ってみることが大事ですという話です。
サーフィンしていると当然ですが良い天気に、良い波、ばかりとはいきません。
波が悪くても天気やロケーションが綺麗だとまだ気持ちが上がりますが、さすがに雨、強風、なんとか波乗りはできる。みたいな日に当たることも必ずあります。
僕のような週末サーファーなら尚のこと、行った先の波がイマイチでも入るしかないということが多々あります。
台風のようにしっかりとしたウネリのある大きな波。
オンショア、ドン吹きで波数も多くアウトに出るのも一苦労という波。
波が小さすぎて、「チーン」という終了音が聞こえそうな海。
そんな時はどうするか?
危険を冒し自分のレベルを超えた海に入ることは絶対にやってはいけませんが、色々な表情の海に入り、体感してみることでわかる事、レベルアップできる事は沢山あるんです。
小さい波の日はアウトに出る事は簡単。
それが一変して「波の大きい日」「波数が多い」日などは波に押し戻され自然の厳しさを教えられることになるでしょう。
そんな日は波に乗るというより、どうしたら波をかい潜りアウトに出れるかを考える日になる。
自分のドルフィンスルー技術がどの程度なのかを試す絶好の日でもある訳です。
アウトに出るまでにパドルの体力が尽きて、もうダメ。。となるならパドルトレーニングの必要があります。
潮の流れ(カレント)を利用して出れる場所はないか?
など、海を見て、実際入って試してみる。
良い波ではできない勉強をできる日でもあります。
間違いなくそんな日は海も空いてますし。
今日は辛いなぁ!と思える海で練習することで、良い波の日が余計に愛おしく感じる事ができます。
せっかく海に来たのなら、その中でどんな練習ができるかを考えて練習しましょう。
30分で上がりたくなるようなコンディションの日に僕も入ってきました。
良い波、悪い波。
初心者サーファーの頃は波の違いについて認識するのも難しいと思います。
でもこれって色々な表情の海に入るから分かってくることです。
神様と言われる超有名サーファー「Kelly Slater」(ケリースレーター)もどんな天気であろうと、波が悪くて誰も入っていないような海でも彼はそこで練習していたという逸話があります。
入ることのできるポイントが限られていても関係ないってことですね。
様々な波でのサーフィンにチャレンジしてみる。
そこで得られるものは確実にありますから、とにかく挑んでみることが大事です。
「 今日は波良くないなぁ〜」は、何ができるか考えよう!ってことですね。
サーフィン初心者の皆さん、コツコツと続けることが1番の近道です。頑張りましょう!