サーフィンを趣味にする上で必要な4ステップ (4、あきらめない気持ち)
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今日は、サーフィンを趣味にする上で必要な4ステップの最後、「あきらめない気持ち」になります。
今回は完全に精神論です(笑)
サーフィンってはっきり言うと、かなりストイックなスポーツです。
根性無しと呼ばれる人には続けていくことはできませんし、サーフィンにはビギナーズラックなんてこともありません。
大人であろうと、子供であろうと関係ない。海でサーフィンすることは完全な実力社会です。
サーフィンを真剣に続けている人なら皆同じことを思うでしょう。
だからこそサーフィンには乗り越えなきゃならないハードルがいくつも存在します。
僕が初心者の頃に乗り越えてきたハードルを挙げていくと、
始めたての頃はバランスを崩してしまい、まともにボードの上に乗っていることすらできなかった。(こんなに難しいスポーツがあったのか!?)
いざボードに立ちあがる動作に入っても波に置いて行かれたり、波に巻かれたりして中々上達しない(ボードの上に3秒間立てるまでに半年もかかってしまった)
大きな波の日だったり、波数が多く次々と波が押し寄せるような日には、波に押し戻されてしまい沖にも出れず。練習しに来たのになんの練習もできずに砂浜で膝を抱えているしかないような日もあった。
一生懸命に波に乗ろうとしたら、ルールを破ってしまい、他のサーファー(子供にも)に睨まれたり、怒鳴られたりした。その回数も1回や2回なんてもんじゃなかった。。
このような辛いことの合間に楽しさだってちゃんとあるから頑張れるのですが、辛さのほうが勝ってしまい海から遠ざかる人も少なくないんです。。
そのためにステップ1やステップ2の環境作りが大切だったりもするんですけどね。
僕がサーフィンを教えている根底にあるのは、サーフィンに限らずとも何かにチャレンジすること自体が素晴らしいことなんだと気づいてもらいたいから。
そのような人たちが増えていき、チャレンジする人が称賛されるような社会を作りたいと思っているから。
そこで僕にできることが14年間続けてきた「サーフィン」を通じて何度も失敗を繰り返すことで失敗したっていいんだ!と気づいてもらうこと。
たくさんチャレンジして、たくさん失敗した人が誰よりも成長することができるんだと実感してもらうためのサーフィンなんです。
さらに言うなら日本社会に蔓延る、チャレンジしたことより失敗に対してマイナスの評価が下される制度とか、安定という幻をいつまでも追い求めてしまうといったチャレンジしない社会の雰囲気を変えるきっかけにしていきたい。
あきらめずにチャレンジし続ける。
そんな背中を見せる大人が増えたら何より素晴らしい日本になると思っています。
話を元に戻すと、サーフィンを始めてみたいと思ったあなたが、サーフィンを趣味にするまでに訪れる問題はサーファーなら誰もが通っている道ですから、絶対に突破できます。
できるか、できないかを決めるのはあなた次第です。
人から何を言われようと、あなた自信があきらめなければいいだけです。
サーフィンを始めて、横に滑れるくらいになればもう絶対にサーフィンがやめられなくなっているはずです。
それまでにかかる時間はそう長くはありません。1、2年もあれば絶対にいけます。
その頃にはサーフィンがサーフカルチャーと呼ばれる文化にまで発展するスポーツであることがよく分かることでしょう。
それまで絶対にあきらめない。
とにかく海に入ること、続けてください。
「サーファー」のあなたがそこには待っています☆
(山本先輩がやっている初心者の為のサーフィンスクールはこちらから)
サーフィンを趣味にする上で必要な4ステップ (3、道具を揃える覚悟はあるか)
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今回は、「3、道具を揃える覚悟はあるか」について書きたいと思います!
「サーフィンは始めるのにお金がかかりそうだよね・・」って言われることがあります。
新品で自分の欲しいものを揃えるなら、間違ってはいません。
確かにお金はかかります。
しかし、今日伝えたいのは「お金の問題じゃないんです」ということ。
あなたが、サーフィンしたいと思ったきっかけは、安く始められそうなスポーツだからですか?
もしそうだとするなら、サーフィンを趣味にするまで続けていくことは難しいです。。
・サーフィンできたらかっこいいな〜!
・スノボはやったことあるけど、波の上を走るって、どんな感覚なんだろう。
・親兄弟や友人がサーフィンしていて自分もやりたいと思った。
・サーフィンスクールで体験してみたら、もっとやってみたいと思った。
などの理由で始めてみる方ばかりです。
ここにお金の問題は存在していませんし、僕からするとお金を理由にやらないなんて勿体ない!サーフィンはそんなちっぽけなスポーツじゃありません。
やりたいと思うなら、何とかしたいと考え始めるのが僕たち人間のすごいところ。
どうしたらいいか?を本気で考えるはずです。
人に借りたり、もらったりできないかな?とか。
中古の道具はないのかな?とか。
ネットで安く買えるんじゃないの?とか。
ボーナスで買おうとか、カードの分割払いで買っちゃおうかな!とか。
(僕は欲しくなったらこのパターンでした。決してお勧めはできません。。)
あなたが本気ならなんとかしようとするでしょう。
今ならfacebookやtwitterを使って、使わなくなったサーフィン道具はありませんか!?などと呼びかけるなんていう方法もあるかもしれませんね。
それがまさに「道具を揃える覚悟」なんです。
そもそも本気がないとサーフィンを続けること自体が難しいので、道具についても覚悟を決めて乗り越えて欲しいと思います。
ちょっと厳しい言い方になりますが道具への投資で支払うお金は、自分のサーフィンに対する本気度、覚悟の度合いを表しているとも言えますので、自分への問いかけにもなります。
そんなこと言ってる僕も、道具を買ってしまったからにはここで止めるわけにはいかないと挫折しそうになるたびに思いましたし、そんな理由から何とか海に行き練習してきました。
真冬の海で沖にすらでれなかった時、休日を楽しむための趣味でなぜこんな辛いことやってるんだろうとか思いましたしね。
それでも続けていれば、少しずつでも上達するし、辛い部分も少なっていき、段々と楽しさだけを味わうことのできる趣味になっていきました。
今はブログで初心者の方向けに、少し偉そうですがこんなことも書いてますしね。
最後にもう一度伝えます。
サーフィンを趣味にしたいと思うなら、
「お金で判断してしまうのは、本当に勿体ないです」
覚悟を決めて、何としても道具を揃える方法を考えましょう!
そして揃えましょう!
その道具さえあれば、世界の波に乗ることことだってできるんですから☆
次回はステップ「4、あきらめない気持ち」について書きたいと思います☆
(山本先輩がやっている初心者の為のサーフィンスクール情報はこちらから)
サーフィンを趣味にする上で必要な4ステップ (2、海に行く方法を見つける)
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
今回のブログは前回に続き、サーフィンを趣味にするのに必要な4ステップの
「2、海に行く方法(環境)を見つける」について書きたいと思います。
夏からサーフィンを始めたまでは良かったけれど、その後も続けていくために必要なことで重要なのが1、サーフィンの先輩に教わるに加えて、海に行く自分なりの方法を持っているかどうかです。
サーフィンを始めて、趣味だと言える状態になるまでは不安な気持ちもあり一人で海に行くのが億劫になることもあるでしょう。
そんな時、自分なりの「海に行く方法」を持っているか、いないかで全然変わってきます。
海に行く方法とは、もちろん車を使っていくなどの方法が決まっている必要もありますが、むしろここでは「環境的な要素」として捉えていただきたいです。
僕もサーフィンを始めて2、3ヶ月くらいの頃は一人で行くことに漠然とした不安がありました。
初心者でも安心していけるポイントを教えてもらい、一人での練習方法も分かるようになってはいたのですが、よし行くか!とまでは踏み切れない。。
そんな状況だったんですよね。
そこで僕の考えた方法は、「人と一緒に行く約束をする」ことでした。
それがサーフィンの先輩であればベストですが、初心者仲間でもいいんです。
誰かと約束をしてしまえば、寒いとか、朝起きれないとか、前回海で少し嫌なことがあったとか、言っていられなくなりますよね。
初心者がせっかく始めたサーフィンを途中で挫折してしまう理由は、残念ながら「自分に負けてしまうこと」である場合が多いです。
僕の場合は、とにかく3秒間立てるようになるまで頑張る!
立てるようになったら、次は横に行けるまで頑張る!
という目標もありましたが、僕が一緒に行く友人や先輩を迎えに行ったり、僕が迎えに来てもらったり、現地で待ち合わせしたり。
とにかく誰かと約束をして、約束を破る訳にはいかない!という使命感から海に行っていました。
真冬であろうと、とにかく海に行ってしまえば、必ずやる気は出て来ます。
海に到着し、ウエットスーツへの着替えが完了した頃には完全にやる気スイッチが入ります。
とにかく物事に取り掛かれば、脳はやる気になっちゃいますから(笑)
人間の脳は単純で勘違いしやすいので、気持ちが乗らなくても体を海に向かわせてしまうのが一番です。
(子供の頃の宿題とか、嫌で仕方なかったけど始めてみたらいつの間にか最後までやり遂げることができた。という体験ありますよね⁉︎)
人間一人では前に進めないこともありますが、そこは環境の力を使って乗り切る。
自分で自分のやる気を維持できない人や、仲間となかなか都合がわず、1人では心細い、そんな時はとにかくサーフスクールに申し込むなどして海に行く予定を入れてください。
そこで、同じような初心者仲間と知り合いになり、次回から約束できる相手も増えるかもしれませんよ。(同じことで悩んでる可能性が非常に高いですから)
それも難しい人は、山本先輩にメッセージを送ってください!
そして、「自分の力で波に乗り、ボードの上に立ち上がることができて、そのまま3秒以上立っていられる」
上のようなれべるまでいくことが、僕が定義するサーフィンを趣味だと言える状況です。
ここまで頑張ることができれば、その達成感から海に行きたい気持ちは飛躍的に上がりますので、絶対にあきらめずに頑張ってください!
サーフィンの魅力に取りつかれて本当にやめられなくなるはずですよ☆
次回は『3、道具を揃える覚悟はあるか』について書きます
(山本先輩がやっている初心者の為のサーフィンスクール情報はこちらから)
サーフィンを趣味にする上で必要な4ステップ
こんにちは!サーフィンを通じてあなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
サーフィンといえば、やはり夏からチャレンジする方が多いのですが、10月、11月くらいになると寒くなってきたなどの理由もあり、海から遠ざかっていく人が少なくありません。
他にも理由は色々あるとは思いますが、そうならないために初心者の方にぜひ知っておいてもらいたい『サーフィンを自分の趣味だと言えるまでに必要な4ステップ』についてお伝えしたいと思います。
まずはじめに、サーフィンを趣味だと言えるのはどんな状態なのか?
僕なりの定義をお伝えしますね。
サーフィンを趣味だと言える状態とは、
「自力で波に乗り、ボードの上に立ち上がることができて、そのまま3秒以上立っていられること」
1、2回できたという状態ではなく、コンスタントにこの動作が行えるようになった時、あなたはサーフィンを自分の趣味だと思えることでしょう。
僕がサーフィンをやっている!と人にも言えるなと感じたのが丁度このレベルでした。
それまでの自分はボードの上でもがいているも同然で、サーフィンをしているとはまだまだ思えませんでした。
そして、サーフィンをやっているという状態を作り出すのに、絶対必要な4ステップが次に挙げる4つになります。
1、サーフィンの先輩に教わる
そこで今日は、
1、サーフィンの先輩に教わる について書きたいと思います。
この夏からサーフィンを教えている2人と一緒に海に行き、2人を見ていて実感しますが、やっぱりサーフィンって1人で始めるにはハードルが高いスポーツだと思います。。
いざ始めようと思っても、やり方も分からなければ、ルールも分からない。
一体どこで練習したら良いの??
サーフィン始めようと思い一人でサーフボードを抱えて、海に入っていく。
そのような勇気のある人に今まで出会ったことがありません。
小、中、高と日本の学校に通っていもまず教わることのないスポーツですし、何が何だかわからなくて当然だと思います。
だからこそ、サーフィンしている「先輩」をまずは見つけることが大切です。
サーフィンをしている先輩とはサーファーの友人でもいいですし、知り合いでも、スクールの先生でも良いのですが、とにかく初心者のあなたよりサーフィン経験があり、不安を取り除いてくれる最低限の知識を「教えてくれる方」が必要です。
教えてくれる先輩を見つけることができたなら、第1ステップ完了です。
その先輩にサーフィンのルール、マナー、実際の海で「波」についての知識など教わりましょう。
実際の海で、サーファーの動きや実際の波を見ながら「波を見極める」目を教わるというのは初心者の頃は特に重要なことだと思います。
動画や本を見るだけでは波を見ても最初は??となることでしょう。
サーフィン初心者が独学で波の違いについて理解することはとても難しいです。
あなたが教わる先輩の教え方に、上手い下手はあると思いますが、独学で本や動画など見て学ぶより何倍も早く知識を得ることができることでしょう。
例えばサーフィンを趣味にしている人たちは「良い波、悪い波」という言葉から似たような波のイメージを思い描くことが可能ですが、初心者の頃はこの良い波、悪い波の違いすらよく分かりません。
サーフィンしたことのない人には海に波があるように見えても、サーファーにとってはサーフィンできる波とサーフィンに不向きな波(できない波)があるのです。
サーフィンはサーフボード上での技術だけでなく、乗れる波を見極める技術というのもが非常に大切です。
波を見る技術というのは、自分よりサーフィン経験の長い人間でないと教えることができませんし、同じ波を見ながら今の波はどうだった、という説明をしてもらうことができたなら、それは最高のレクチャー方法と言えます。
サーフィン経験15年の僕も未だに思いますが、自分より上手い人が選ぶ波(乗る波)って自分と違うことが多々あるんですよね。
これはサーフィンの経験からくるものであり、波の見え方もその人の持っている技術によって違うということなんです。
初心者が独学で波を見る目を養うにはそれなりの時間を必要としますので、サーフィンの先輩の存在はとても重要です。
他にもサーフボードの上で水を掻く方法(パドリング)やテイクオフ(ボードに立ち上がる動作)の技術なども教わることができるはずですから、サーフィンを趣味にしたい方はサーフィンを教えてくれる先輩をまずは見つけましょう。
次回は『2、海に行く方法(環境)を見つける 』について書きたいと思います☆
(山本先輩がやっている初心者のためのサーフィンスクール情報はこちらから)
ソウルサーファーから諦めないことの大切さを学ぶ
こんにちは!サーフィンであなたのチャレンジ精神に火をつける山本先輩です!
実話を基にした映画『ソウルサーファー』をあなたは知っていますか?
2012年の公開当時、もちろん僕は映画館へ見に行きました。
映画の主人公は、べサニー・ハミルトンというハワイ州カウアイ島出身の女性です。
彼女は子供の頃からハワイのサーフィンコンテストで優勝するなど、輝かしい功績を持ち、有名サーフブランドがスポンサーに付くほど将来を有望視される存在でした。
ところが13歳の時、そんな彼女に悲劇は訪れます。
地元カウアイ島の海岸でサーフィン中にサメに襲われ、生死を彷徨うことになったのです。
左腕の肩から下を食いちぎられた彼女はこの時、全身の血液の半分以上を失ってしまいました。
(人は動脈性出血で全血液量の1/3以上を失った時に生命の危険にさらされ、1/2以上失われた時には心停止に至るとされます)
しかし、彼女がソウルサーファーとまで言われるようになった、復活劇はここから始まります。
なんと生死を彷徨う状態から蘇っただけでなく、1ヶ月も経たないうちに海でのサーフィンにカムバックしたのです。
彼女は当時まだ13歳ですよ!
スポンサーが付いていたとはいえ、まだまだ仕事という感覚はない年齢だと思います。
その時の彼女の海へと向かう気持ちは、当時のコメントとして残っています。
「今では、水着すら1人では着られない。でも、一番の恐怖はサーフィンとの別れだった」
サーフィンが好きで仕方がない。
一番はその思いだったのでしょう。
本当に好きなもの、自分のやりたいことが見つかると人間はこんな力を持つことができるんですね。
普通の人が始めても簡単ではないサーフィンを、片腕となっても諦めない。
できない理由ではなく、失敗を繰り返しながら「できる方法」を探していると人間は信じられない力を発揮することができるんですね。
片腕だけのパドリングは上手く前に進まないため。足も使うことを考えたり、ボードの中央には掴むためのロープを取り付けたり、片腕でも元通りのサーフィンがどうやったらできるようになるのか。
今の彼女のサーフィンには、そんな技術がたくさん詰まっています。
現在の彼女は上の写真のように、キレッキレの技を繰り出し、障害者の大会でもなく世界のトッププロのみしか出ることのできない大会でも堂々と渡り合い、上位入賞を果たすほどの世界的プロサーファーです。
おまけに現在は1歳の子のママでもあるんですよ!
現役プロサーファーであり、ママでもある。本当に凄すぎます。。
同じ人間として尊敬せずにはいられません。
そして最後にもうひとつ、彼女のコメントをご紹介しますね。
「人生はサーフィンに似ている。波に飲み込まれても、また次の波に乗ればいい」
「同じ波は二度と来ない」と言われるサーフィンですが、同じでなくても波はまた必ず来るんです。
良い波の時も、悪い波の時もあります。
良い波だけに乗り続けるなんてできないし、悪い波にも必ず当たります。
悪い波からも逃げずに練習しているサーファーは、悪い波でも上手く乗れるようになっていきます。
彼女が言うように、僕もサーフィンは人生に似ていると思います。
チャレンジし続ける限り次のチャンスは来るし、自分が諦めた時こそが本当の終わり。
欲張りな僕はサーフィンもプロ並み上手くなりたいと思っているし、会社に頼らず生きる力も手に入れて、子供たちのためにチャレンジが賞賛される社会を作っていきたい。
アラフォーと呼ばれても諦めてなんかいません。
この先もチャレンジあるのみです。
僕の人生はこの先何が起こるのか?自分自身楽しみで仕方ありません!